歯の治療について

「歯科心理カウンセリング」という言葉は?

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皆さん、「歯科心理カウンセリング」という言葉に聞き覚えがありますでしょうか?

…無いかと思います。何故ならばその言葉は私が考えた言葉だからです。

歯科医師になって10年以上、本当に多くの患者さんにお会いする機会がありました。プロフィールのメッセージにも記載させていただきましたが、歯科への恐怖心をお持ちの患者さんは本当に多く、皆さん勇気を出して、我慢して歯科医院に通院されたり、はたまたどうしても行けないと悩んでいらっしゃったりしているかと思います。

現在多くの歯科医院では、治療を行う歯科医師自身が、患者さんとじっくりカウンセリング -お話を聴く 時間が確保出来ていないことが現状です・・・。ですので、国家資格を持っていない、スタッフの方に患者さんからのお話をきいてもらい、それをもとに歯科医師が説明し、治療という流れが多いかと思います。国家資格を持っていないとはいっても、長く勤務されているスタッフの方は驚くほど知識があることもあります。そして、歯科医師自身がじっくり話を聴いてしまうと、残念ながら経営のことなどを考えるとどうしても難しい・・・。

歯に器具が当たる。それだけでビクッとされる方も多いと思います。しかも何をされるんだろうという怖さもあります。

口の中は本当に、センシティブです。人によっては舌の上に器具が触れたりすると、嘔吐反射で吐き気を催す方もいらっしゃいます。

私は治療を通じ、実際に口腔内に触れさせていただく、治療を行う歯科医師自身が歯科への強い恐怖心をお持ちの患者さんとしっかりまずお話をする機会を設けることの重要さを常々感じていました。ですので、歯科心理カウンセラーという役割が必要だと考えました。そこで、心理カウンセリングの勉強をし、歯科医師の知識と融合させ、患者さんに還元したいと考えております。

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