無理せず、患者さんがその時できる治療を
当院では、無理せず、患者さんがその時できる内容を行います。痛みのある歯があれば応急処置など行い、痛みのない処置から行ってまいります。検査は必要ですが恐怖心のある検査項目があれば、その検査は後に回すなど工夫します。 痛みのある歯があれば、応急処置を行い、痛みの出ない処置からゆっくり行っていきます。
私は、歯科医師免許を取得してから10年以上経ちますが約80%が歯科恐怖症の患者さんでした。中には、成人の方で1人でクリニックに来ることもできない方がいました。
チェアに座るのも怖い、ましてや口を開けらても、震えが止まらない・・・という状態から、リハビリ治療により、歯科恐怖心を克服され、治療も終え、今ではメインテナンスで現状維持の何の痛みもない予防ケア(クリーニング)を行っています。もちろん今ではお1人でご通院されています。これは、根強い歯科恐怖心も、克服できると確信したエピソードです。
眠っているうちに、処置が終わる無痛点滴麻酔(IVS)
当院は無痛点滴麻酔(IVS)もございます。眠っているうちに、処置が終わっており、「こんな方法があるならばもっと早く知りたかった・・・」と感激される患者さんがとても多くいらっしゃいます。毎回無痛点滴麻酔を使用される方もいれば、治療内容によって時折ご希望される方もいらっしゃいます。
リハビリ治療について(例:歯周病)
治療内容はそれぞれ異なりますので、ここでは歯周病治療の例をご紹介します。
歯周病の状態が軽度から中程度であれば、初期歯周病予防プログラムが適応となりますが、歯周病が重度に進行した場合は、歯茎を切開し、内側の歯周病菌を除去する外科治療が必要です。歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてなくなってしまっている場合には、「歯周組織再生療法」という、歯を支えている組織を再生させる手術方法で、歯の保存に努めます。
- カウンセリング
- 歯周病検査
- 結果説明
- ペリオメント
- ホームケア指導
- プロテクションスプリント装着
(マウスピース) - メインテナンス
X線や歯周ポケット検査に加え、唾液検査による現在の病態を確認します。
殺菌水を用いた歯周病治療4~6回
皆様の口腔内にあわせ、ご自宅での歯種病ケアの提案を行います。
これにて3か月に一度の歯周病予防メインテナンスプログラムに移行します。
3か月に一度程度の歯周病予防メインテナンスへ移行します。