東京都 50代女性

出会い…そして克服

忘れもしない!今から47年前の歯医医院。

地元の暗い雰囲気の器具、機材、薬品特有の匂いがする病院。
しかしこの時代はこれが普通でありこれ以上も以下も無かった。

私の歯科恐怖症発症は6歳の時だった。
「やるのかやらないのか!口をもっと大きく開けなさい」

とおじいちゃん先生は怒鳴ってきた…
泣き出してしまった私を、母がもう結構ですと抱いて医院を出た…。

そこから私の歯科恐怖症がおぎはら先生と出会うまで延々と続く。

その後6歳から何度か歯医者に行ったものの嘔吐するは、汗はダラダラ。とても通える状態ではなかった。 22歳で第一子出産後、歯が痛くなりどうしようも無く久しぶりに近所の歯科医院へ。
笑気麻酔がある所…

しかしそこでは特に説明もなく奥歯を抜かれた。他の選択肢もあったのではないかと今は思う。恐怖心が克服することは、なかった。その後、歯科医院にお世話にならないように、自己流で歯磨きや歯間ブラシ…色々試してきた。

自己流のケアには限界があると感じていた46歳の頃

部下が、「優しい歯医者さんあるよ!感じ凄く良いよ!」と誘ってくれた。1人ではもちろん行けず、部下に送り迎えをしてもらい、院内でも付き添ってもらった。彼女もまた、私の歯科恐怖症と戦ってくれた。

そこで生涯付き合っていきたい他にはいない、大事な先生と出会う事が出来た!

おぎはら聡美先生!カウンセリング中、私の歯科へのトラウマの話を聞いて一緒に涙を流してくれた…

私は、ここで頑張って歯を綺麗にしようと決めた。レントゲンなどの検査から、工事の様な治療計画と、通院が始まりました。・・・不思議と怖くない。なぜ?口を横に引っ張る指の力さえ怖かったのに!

本当に本当に、優しくて優しくて、あんなに怖かった歯科治療が

嘘の様だった。治療は約2年かかりましたが、今は月1のメンテナンスで通院している。

歯科恐怖症の皆さん、是非自分に合った先生見つけて下さい。歩み寄ってくれる先生を見つけて下さい。

先生と、もっともっと早く出会いたかったけど、これからはずっとどこまでも追いかけていきます(笑) だって他の先生では無理だから!

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