歯科恐怖症リハビリ治療

お気持ちに寄り添い、無理せずその時にできる治療をその方のペースで

当院では、無理せず、患者さんがその時できる治療内容で進めます。痛みのある歯があれば応急処置など行い、痛みのない処置から行ってまいります。検査は必要ですが恐怖心のある検査項目があれば、その検査は後に回すなど工夫します。 痛みのある歯があれば、応急処置を行い、痛みの出ない処置からゆっくり行っていきます。

私は、歯科医師免許を取得してから15年以上経ちますが約80%が歯科恐怖症の患者さんでした。中には、成人の方で1人でクリニックに来ることもできない方がいました。

チェアに座るのも怖い、ましてや口を開けらても、震えが止まらない・・・という状態から、リハビリ治療により、歯科恐怖心を克服され、治療も終え、今ではメインテナンスで現状維持の何の痛みもない予防ケア(クリーニング)を行っています。もちろん今ではお1人でご通院されています。これは、根強い歯科恐怖心も、克服できると確信したエピソードです。

眠っているうちに、処置が終わる静脈内鎮静法(無痛点滴麻酔・IVS)

当院は静脈内鎮静法(無痛点滴麻酔・IVS)もございます。眠っているうちに、処置が終わっており、「こんな方法があるならばもっと早く知りたかった・・・」と感激される患者さんがとても多くいらっしゃいます。毎回無痛点滴麻酔を使用される方もいれば、治療内容によって時折ご希望される方もいらっしゃいます。

静脈内鎮静法について読む


リハビリ治療について(例:歯周病)

治療内容はそれぞれ異なりますので、ここでは歯周病治療の例をご紹介します。

歯周病の状態が軽度から中程度であれば、初期歯周病予防プログラムが適応となりますが、歯周病が重度に進行した場合は、歯茎を切開し、内側の歯周病菌を除去する外科治療が必要です。歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてなくなってしまっている場合には、「歯周組織再生療法」という、歯を支えている組織を再生させる手術方法で、歯の保存に努めます。治療内容によっては紹介状を出させていただきます。

  1. カウンセリング
  2. 歯周病検査
  3. エックス線や歯周ポケット検査等により病態を確認します。

  4. 結果説明
  5. 歯周病治療 2~4回程度(個人差があります)
  6. 歯科医院専用の器具を用いてご自身では取ることのできない歯石などを除去します。当院では、スタッフ一同最大限痛みに配慮した治療を心掛けております。

  7. ホームケア指導
  8. お一人お一人の口腔内にあわせ、ご自宅での歯周病ケアの提案を行います。

  9. プロテクションスプリント装着
    (マウスピース)
  10. 口腔内の健康と安定のためにプロテクションスプリント(マウスピース、ナイトガードとも呼びます)をおすすめすることがあります。

  11. メインテナンス
  12. 1~3ヵ月の期間で歯周病予防メインテナンスをおすすめいたします。

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